【IT Japan 2007】
「デザインに凝ったウェブサイトほど予約率は低かった」,
星野リゾート社長が講演
「我々はついつい旅館やホテルのウェブサイトを格好良くしよう、きれいにしようと思ってしまうが、
それが必ずしも予約率向上にはつながっていなかった」
これは私たちも常日頃感じていることです。
構成やデザイン、ユーザビリティなどを考えて制作するよりもユーザーの動きを見ること(アクセス解析)がなによりも大切だと、
GooglAnlyticsを使うようになってからよりいっそう強く感じています。
よく解析してみると、”こちらが想定したようにはユーザーは動いていない・・・”、これは私たちプロでもよくぶつかることです。
大切なのはきちんと分析し、改善に役立てていくこと。
「利用者は、『ゆったりリラックス』などの文字情報はあまり見ておらず、画像を目で追っていることが分かった。
特にアクセスマップが注目されていた」
SEOばかり気にかけているとテキストばかりになる。
でもユーザーはテキストはあまりクリックしてくれない。
これはとても悩ましい問題です。
こうした発見を基に92項目のチェックリストである「ユーザビリティーガイドライン」を作った。
「写真が抽象的ではなく、何を写しているかすぐに分かるようになっている」「アクセスマップを分かりやすく表示している」
などの項目を含む。
このガイドラインに沿って、各施設のウェブサイトを評価した。「デザインに凝ったウェブサイトほど点数が低かった。
そういう施設では実際に予約率も低いことが分かった」。ある施設のウェブサイトの場合、
ガイドラインの92項目中36項目しか満たしていなかったため、サイトの刷新を実行。現在のサイトは85項目を充足するようになった。
「予約率には様々な要因が絡むため効果の検証は容易ではないが、ガイドラインを定期的に見直しながら、
ネット利用者の予約行動の変化に対応していきたい」という。
”きれいなデザイン”が、私たちの直接のお客様であるクライアントは喜びます。
でも本当に見なければならないのは”クライアントのお客様”
つまりユーザーなんです。
実はこれが一番難しいところなんですが。
石田優子/有限会社アルファサラボ
インプレスジャパン (2007/07/03)
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