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2009年1月 9日

少子高齢化と人口減少

砂漠の町

景況悪化についての僕なりの雑感
少子高齢化と人口減少については、地方の限界集落が問題視されていますが、極言すれば、日本中がその限界集落に近づいていっているというのが現状の姿でしょう。加えて言えば、先進国のなかで人口を維持できるだけの合計特殊出生率(2.08)を保っている国はただの一国も存在しません。すべての先進国で少子高齢化が進んでいるのであり、つまりは先進国のすべてが限界集落のようになろうとしているのです。もはや長期的には内需も外需もありません。王様はすっ裸なのです。

そんな中、日本の人口は数年前についに転換点を超え、世界に先駆けて減少に転じました。人口は去年2008年も引き続き減少だそうです。人口が増え続けることを前提として作られていた様々なシステムは、もう終わりなのでしょう。拠出金を負担する人が増え続けることを前提としている年金制度も、納税者や納税額が増え続けることを前提とした国家財政も、需要も供給も増え続けることを前提とした経済システムも、みんなハシゴが外れたのだと思います。

先日、(どこのテレビで誰だったか忘れましたが)政治家と有名人(?)みたいな人たちの話の中で、「少子化の恐ろしさを知るべきだ」みたいな討論がされていました。
 
方々で少子化対策として「子供を育てやすい社会を」とか「子育て世代の負担減」みたいなフレーズを聞きますし、現に子育て世代な自分としては助かります。
 
が、個人的には少子化対策は、"出生比率を増やす"という方向よりも"人口が減っていくなかでもうまく回っていく仕組み作り"の方が利にかなっているのではないかなと思っています(それは"少子化対策"と言わないか?)。
 
上記に引用させていただいたエントリーの通り、私も人口が増え続けていくことを前提とした今の社会の様々な仕組みは、実態として崩壊しているんじゃないかと思います。
 
今の社会の中枢の人たちが必死になって支えようとして、マネーを注ぎ続けている仕組みは実は終わっていて、新しい仕組みが必要なのだけど、そのモデルがまだ無いから必死でみんな今の仕組みにしがみついている。
 
人類の拡大と繁栄を目指していく先には食料問題とか、水不足の問題とか、温暖化とか、みんな人口が増え続け、(今の基準で)豊かになることによってもたらされる問題が山積みなわけで。
 
今世紀末までに世界人口の半数が食糧不足に
気候変動の影響で、今世紀末までに世界人口の半数が食糧不足に直面する――。このように警鐘を鳴らす研究結果が8日、新たに発表された。
 
これらの様々な問題を解決する一番の方法は私ら人間が減ることで、それを隣の国でやってる変な"間引き"とか、戦争とか、民族浄化みたいな物騒な方法なしで自然に減っていってる先進諸国はやっぱり先進なんじゃないだろうかとか思ったりします。
 
今の社会みたいに経済成長率が繁栄のバロメーターだと、少子化や人口減は何ひとつ明るい材料をもたらしませんが、そろそろブータンのGNHみたいな違った指標があってもいいんじゃないだろうかとか思ったりします。
 
最後に、少し逸脱しますが
 
News - 開けたくもないし、ましてやめでたくもないけど
 
胸が痛いなんて言葉じゃ全然たりない。
 
どんな事態になっても、戦争にだけは足突っ込んじゃいけない。

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コメント(1)

個人レベルでできる最大の環境汚染は、子供をつくる事なんですよね。
環境問題の唯一確実な出口は、人口を減らす事だと思うのですよ。
少子化は、けっこう明るいニュース。
高齢化への対策は‥爺婆に早目に死んでもらう事ですかね。
て、これから爺婆になるのは俺達だけど、まあ、キツい中でそう長生きしても仕方ないかな?とも思ったり‥

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このページは、tamuraが2009年1月 9日 15:42に書いたブログ記事です。

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